スマホひとつで玄関の解錠/施錠ができるようになるスマートロック。
毎日の生産性を少しでも上げる目的で、CANDY HOUSEの「セサミmini」を買って約1年ほど使用中。
1年間使ってみた感想、使い勝手、生産性は上がったのか?をレビューしていきたいと思います。
さっそく結論ですが、1年も自然と使い続けられるくらいおすすめ&生産性は確実に向上しています。
スマートロックを知らない人、これから導入しようかなと悩んでいる人にとって、少しでもお役に立てたら嬉しいです。
まずは「スマートロックって何?」から見ていきましょう。
本記事の内容(もくじ)
スマートロックとは
スマートロックとは、スマートフォンや電子機器を通して玄関などの施錠や解錠ができる鍵のこと。
スマートロックを導入すると、ハンズフリーで鍵を開けたり、開錠した1分後に自動でロックしたりなど、様々な便利機能が使えます。
実物の鍵が不要になるだけでなく、離れたところから鍵を開けたり閉めたりできるので、防犯性と利便性を両立させることが可能になる便利なアイテム。
セサミminiは、鍵のツマミの上から重ねるように取り付けることができるので、元の鍵を交換する必要がなく、導入しやすい点もポイントです。
購入した理由はマコなり社長の動画
スマートロックの存在を知ったのは「マコなり社長」の以下動画。
マコなり社長とは
YouTubeでは生産性の鬼、生産性に憑りつかれた男として有名。
動画で紹介している最強アイテム10選の中で、スマートロックは堂々の2位にランクイン。
(ちなみに1位はドラム式の乾燥機付き洗濯機)
マコなり社長は生産性に対して日本一厳しい人です。
私もこの動画に心を動かされ、様々なスマートロックを比較し、最終的にはCANDY HOUSEのセサミminiを購入しました。
マコなり社長は他にもたまに商品紹介の動画を上げることがあり、紹介した商品の在庫が一瞬で無くなるくらい大きな影響力を持っています。
ちょっと余談になりますが、マコなり社長の商品紹介は独特の言い回しを多用し、かつユーモアたっぷりでエンタメとしても楽しめます。
スマートロックのメリットデメリット
メリットデメリットについてまとめました。
他のスマートロック、代表的なものでいうとQrio Lock(キュリオロック)にも大体当てはまると思うので参考にしてみてください。
メリットのまとめ
・鍵を持ち出す必要が無くなり荷物がひとつ減る
・AmazonアレクサやIFTTTと連携できる(不可の機種もあります)
・オートロックで鍵の閉め忘れをゼロにできる
・鍵の紛失リスクを減らせる
・外出先から鍵の状態を確認できる
・外出先から鍵の開け閉めができる
・アプリを使って、家族や友人に鍵をシェアできる
・従来の鍵ももちろん併用できる
・開錠/施錠履歴を確認できる
・鍵の開け閉めに使っている時間を節約できる
1日10秒くらいと仮定し、これを40年間繰り返すと 10秒×365日×40年=146,000秒=40.5時間≒1.7日
一生涯で1.7日もひたすら鍵の開け閉めしている!
メリット多めな感じです。どれかひとつだけでも気になるなら、試す価値ありです。
デメリットまとめ
・スマートロックの不具合による締め出し
・スマホの電池切れによる締め出し
・導入の初期費用とランニングコスト(電池)
・開閉のモーター音が発生する
・なんらかの締め出し対策は必須
どんなに便利で画期的なものでも、デメリットが無いことは無いですよね。
デメリットの中でやはり気になるのは、締め出しのリスクがあること。
なんらかの対策は必須になります。
実際に使ってみた感想
結論から言いますと、スマートロックを導入して満足しています。
毎日必ず使っていまして、鍵を取り出す煩わしさや、鍵の開け閉めのタイムロスから解放されました。
思い通りの効果が出ています。
また、一番のデメリットである締め出しをくらったことも幸いまだありません。
(これだけはホントに注意必要)
その他には、解錠/施錠の履歴確認・遠隔でロック・子供の帰宅前にスマホでロック解除など、日頃から相当活用しています。
特に両手が荷物でいっぱいのとき、あらかじめアンロックしておくとスムーズに家に入れるのが便利。
満足していますが、やや不満な点は以下2つ
①アプリ起動から操作可能までが遅い
②自動アンロックに不満
私の使い方ではこの2つは影響ないのですが、人によってはかなり不満があるかも。
②は精度の悪さ、バッテリー消費が多いことが不満です。
この2つが改善されると完璧ですね。
取り付けや設定について
これらは最初の1回限りですが、少しだけ面倒かなと思います。
様々なメリットがあるといっても、家電やガジェット好きじゃない人はこの時点で脱落してしまうと思う。
普段から機器やPCの設定、アカウント設定などが苦手じゃない人は大丈夫でしょう。
普段の使い方について
前提として私のスマホはandroid。そして自宅は一軒家で、奥さん&子供と同居しています。
一人暮らし or 家族と同居 ←この差は使い勝手に大きく影響しますので注意してください。
私の普段の使い方は、スマホの画面に「ロック」「アンロック」のウィジェットを設置して、そのボタンでスマートロックを操作して使っています。
導入して色々な使い方を模索しましたが、最終的にこの方法に落ち着きました。
この方法はIFTTTとの連携も必要になるので少しハードル高いかも。IT好きなら余裕。
ドアを開けて数分後に閉めてくれるオートロック機能や、GPSやBluetooth接続を使っての自動アンロック機能は使っていません。
オートロックについて
最初はオートロック機能が便利で面白くて使っていました。
しかし休日に子供が外で遊んでいると、オートロックで締め出してしまうため、オートロックを使うのを諦めました。
オートロック機能は一人暮らしならとても便利だと思いますが、多人数で住む家にはオートロックは向かないかなぁと思います。
私のような田舎暮らし&一軒家&家族ありの場合は特にです。
アパートやマンションで一人暮らしだったら確実に使ってました。
自動アンロックについて
自宅近くに帰ってきたら自動的に「アンロック」できる機能も、オートロックと合わせて最初は設定していました。
しかしこの設定をしておくと、スマホの電池消費がかなり激しい。
かつ精度も100%でなく、上手く動かないときは結構ストレスを感じます。
これらを踏まえた上で、今はウィジェットボタンをポチポチする運用に落ち着きました。
万一の為に
アプリの動作不良やスマホの電池切れによる締め出し対策としては、やはり実物の鍵を携帯しておくことになります。
これをやると、結局荷物を減らせないのですが、普段使わないところにしまっておくなどすればあまり気にならないはず。
私は車の鍵が必須なので、車の鍵とセットで玄関の鍵も一緒に持ち歩いています。
スマホボタンで解錠できなかったことは、この1年間の内に2回ほどありました。
そういう時はBluetooth接続にして解錠しても良いのですが、この方法は少し時間がかかります。
少し待つくらいなら・・・と、このときは実物の鍵を使って開けました。
この不具合は、Wi-Fiモジュールの電源OFF-ONで解決したので大事にはなっていません。
信頼性の実績としては99.9%以上くらいですが、100%に届かないのが少し残念。
やはりスマートロックを導入したら、なんらかの締め出し対策は必須だと思います。
セサミminiを選んだ理由
セサミmini以外のスマートロックは、キュリオロックや指紋読み取り式、電子キー式など、たくさん種類があります。
「スマートロック おすすめ」でググってみると「おすすめ9選!」などたくさん記事が出ています。
その中からあえてセサミminiを選択した理由は以下の通り。
・IFTTTなどの各種連携機能が充実
・サイズがコンパクト
・ネーミングが良い(ひらけ、ゴマ!)
ちなみに公式サイトに、マコなり社長もおすすめしているQrio Lockとの詳しい比較が掲載されています。
気になる方はそちらも合わせてどうぞ。
まとめ
約1.5万円の投資で毎日の時間が少し節約できて、荷物をひとつ減らせるスマートロックのレビューでした。
鍵の開け閉めって毎日何気なくやっていることですけど、スマートロックを導入して狙い通り生産性を上げることができました。
1年前に戻ってもまた買いますか?と聞かれたら「もちろん!」と言えるアイテムです。1.5万円安いです。
私の使っている機種は「SESAME mini」ですが、今は後継機種の「SESAMI3」が5,800円という破格のコスパで発売中。
遠隔操作が可能になるWi-Fiモジュールを合わせても7,960円という安さです。
※他の商品は大体2万円くらいが相場です。
かなり売れているみたいで、今から(2021/3月)購入しても2021/5/15発送となっています。
コスパ最高の商品だと思うので、ひとつお試ししてはどうでしょうか。
毎日の生産性を上げて、少しでも人生を豊かにしていきましょう!
最後まで読んで頂きありがとうございました。
それでは今日もよい1日を!