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スラッグ弾を初撃ち。あまりの衝撃にビビッて引き金が重くなる。

 

2022年の11月、富山県のライフル射撃場🔗でスラッグ弾を初撃ちに行ってきました。

7.5号や9号の散弾はこれまで計2,000発?くらい撃っていましたけど、スラッグ弾の衝撃はレベチ(レベルが違う)でした・・・。

 

スラッグ撃ちは

射撃場で練習したあと、実践で山で撃つ

コレを徹底しないとホント危ないな・・・としみじみ。

 

衝撃と体の痛みも相まって、山での実践前に記憶に残る体験ができてよかったです。

 

スラッグ弾はマジで怖い!!

 

・・・

 

このように「xxは怖い!」という実体験をしておくと、今後さらに安全に配慮できるようになると思います。

経験大事。

 

スラッグ弾を撃ちに行くことになったキッカケ

LINEを交換している猟友会の先輩から

「スラッグ撃ちに行ってみる?」

とお誘いいただき、二つ返事で

「ぜひお願いします!」

という流れ。

 

先輩のお誘いは貴重で有難いです。電話より気軽に連絡できるLINEも良いですね。

「わざわざ電話して誘うほどでもないか・・・」

とかちょっとでも思ったらお誘いはなかったでしょう。

 

”スラッグを試し撃ちする”という発想がそもそも無かったので、ホント有難いです。

 

さらに!

当日は富山県の射撃場まで片道約2時間の道のりを同乗させていただきました。

 

事前準備

事前に準備したのは2点。

  1. 弾の購入
  2. チョークをシリンダーチョークに

スラッグ弾実包の購入

スラッグは射撃場でも購入可と伺ってましたけど、狩猟用の弾も買いたかったので事前に購入しました。

購入場所は越前市の小川銃砲火薬店さんです。タバコの匂いが染みついた昔ながらの昭和のお店という印象。

https://goo.gl/maps/jevjrpqGJu3nPRiKA
↑グーグルマップリンク

 

スラッグ弾10発、4号弾25発を購入して7,275円!?

3,000円くらいを予想していたので、高っ!ってなりました。

射撃の弾と違って数が出ないからなんでしょうね。鉄砲屋はお金かかるぅ~。

4号弾はカモ撃ち用です。

 

↓左の小さい箱がスラッグです。

 

前もってシリンダーチョークに

スラッグを撃つ銃はA400 Upland。

スラッグのチョークについてググってみると、フルチョークで銃身破裂したとか怖いことが出てきます。

どの情報も真偽を判断できないので、無難にシリンダーチョークにしておきます。

  • 銃身内に異物がないこと
  • チョークはシリンダー(絞り無し)が無難

交換したあとも何度もチョーク溝が5つあるか確認しました。

 

スラッグ銃身も別売りでありますけど、銃身だけで15万とかするので手が出ない・・・。

 

しかし、将来的にはスラッグ銃身も揃えたいなと思います。

 

射撃場で当日の流れ

 

  1. 受付して料金を前払い
  2. 所持許可証のメモ欄に射撃場のハンコを押してもらう
  3. スラッグ弾購入
  4. 少し離れたライフル射撃場まで行く
  5. 気の済むまで実射(初回はすぐ限界きます笑)

 

プレイ料金は3,500円でした。

②で、なぜ許可証にハンコを押してもらったのかを聞くと

「射撃場に行った証明を求められることがあるから」と。

実包数量の管理関係かな?と少々疑問でしたけど、そこで深掘りはせず。

 

ご一緒したみなさんは20発くらい撃つということで、追加で20発のスラッグ弾を購入。¥6,400

実射

受付を終えてライフル射撃場へ。

 

まず感じたのが

「なんかいつもの射撃場と音が違う!!」

です。

 

クレー射撃場では

「バァーン」「パァーン」

ってな、ちょっと高音なイメージなんですが、ライフル射撃場は

「ドスーン」「ズドーン」

という重低音が響く感じ。

 

あ、これは命が持っていかれる音だ

 

と、やや恐怖と緊張を感じました。

 

室内は狭いので、音が反響して余計にデカく聞こえます。

 

先客さんがいたので銃の準備をして少々待ち時間。

最後にもう一度シリンダーチョークと異物確認して待機。

 

前の人が終わったらマトの張替えをします。

的の張替えで場内に立ちいるときは、回転灯やロープなどで万一の事故も起こらないような対策が取られていました。

↓的の設置風景。距離は50m

立って撃つのか、座るのか、しゃがむのか何も分かってなかったのですけど、こちらの射撃場は椅子に座って撃つスタイルの場所でした。

 

じぶんの実射前にまずは先輩の様子を観察。

70代の先輩の銃は自動銃のスコープ無し。肉眼のみで狙うスタイル。

 

迷いもなくスムーズに実射。

イヤーマフをしていると「パン!」くらいにしか音は聞こえません。

 

撃ったあとにスコープで確認すると、ど真ん中真上の6点の場所に命中。

肉眼でその精度は凄い。

50m先で当たるもんなんだなと感心しました。銃の精度も先輩の狙いも改めてスゴイ。

 

何発か観察して、勝手も分かったのでじぶんの場所に戻って緊張の初矢撃ち!

 

「ドスーン!!」

 

・・・・・・。

 

えっ???

 

衝撃が想像以上すぎて危うく椅子からひっくり返るところでした。

ただ座るだけじゃなくて、踏ん張って座らないといけなかったみたいです。

 

銃の反動?銃が後ろに下がろうとする力?が凄すぎて肩もほっぺたの痛さもレベチ。

銃を握っている右手の爪がほっぺたに食い込みました。痛。

スコープがもしもあって、目をくっつけ覗いていたら間違いなく目をケガします。

 

「これがスラッグ弾かぁーーーー!」

「クレー射撃と全然違うーーー!!」

 

が第一印象。

 

スコープでどこに当たったか確認しましたが、紙が破れてなさそう?

初弾は着弾不明でした。どこいった?

 

2発目以降は椅子に座りながらも踏ん張って射撃。

照星を的の中心に合わせて撃つと的の上部に命中するので、あえて下目を狙うのですが上手くいかず・・・。

 

5、6発目以降は狙いを定めて引き金を引こうとしても

「アレ?引き金が重くて引けないぞ??」

こんな状態に。

 

実際に重くなってる訳ないのですが、

引き金を引く → 肩とほっぺたが痛くなる
=引き金を引いたらダメ

この方程式を体が覚えてしまい、本能でビビッてしまったんだなと。

 

電気柵とか静電気とか、触ったら電気で痺れて痛いと分かってるモノが怖くて触れなくなるアレです。

 

中心より上にばっかり命中するのも、引く瞬間に緊張で銃口が上に向くんだと思います。

 

撃つ → 確認 → 調整

を何度か繰り返すのですが黒枠内に全然いかない・・・。

 

5発目以降は撃つのも涙目です(笑)

キリよく10発目を撃ったところで、もう肩とほっぺたが限界でした。

1日20発なんて初回はとても撃てないです。

 

 

↓ 初撃ちの結果。

一応、的自体にはあたっているのでOKでしょう。

止まっているマトでこれなんで、動いている獲物なんてとても当たらないと思います。

要・練習、要・慣れ!ですね。

 

まとめ

今回スラッグ撃ちに一度連れてきてもらったので、次回は練習に行くハードルがグッと下がりました。

ひとりでも気軽に行ける感じです。

じぶんが慣れたら後輩や友人を誘っていくこともできそうです。

 

スラッグ撃ちはクレー射撃とはまた違った面白さがありました。

衝撃も痛さもレベチでしたけど、慣れれば引き金も軽くなって、痛みもあまり感じなくなれるんでしょうか。

 

狩猟でスラッグを撃とうと思っている人は、まず射撃場で試し撃ちすることを強くオススメします。

 

山での実践前にスラッグ弾撃ちの練習に来られて本当によかったです。

 

 

・・・

結局、わたしは2022-23年度の猟期にスラッグを山で撃てませんでした。

仕事、子育て、狩猟の両立は難しい。

来年度こそは!という意気込みで今この文章を書いてます。

 

んでは!

 

 

◆ギャラリー◆

お昼ご飯

快晴で最高でした

レミントンの弾と、レッドバードの弾。どちらも痛さは変わらずです

場内から見た並んでいる的

受付時

お土産にライフルの空薬莢をもらいました

射撃証明

 

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