自動売買で楽して儲けて
アーリーセミリタイア!
それは儚い夢でした。
2021年に始めたFX&ETF自動売買を、2024年10月にすべて手仕舞いしたので実績報告です。
最終損益
デデン!
-2,627,545円
まあ、四捨五入で約300万円です。
絶望・・・・・・。
ギリ致命傷。心境こんな感じ。

出典:鳥山明『ドラゴンボール』
現実逃避のハイテンション。
・・・からの、

出典:福本伸行『賭博破戒録カイジ』
冷静になるとこう。
ふぅ・・・。
気を取り直して年度単位で実績をサマリします。
内訳と年度推移は以下の通り。
▼横にスクロールできます
期間:2021/7~2024/10
2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | 合計 | |
トラリピ | 343,332 | -226,903 | -1,586,213 | -1,197,652 | -2,667,436 |
トライオートETF | 179,001 | 65,354 | -109,564 | -95,843 | 38,948 |
トライオートFX | 30,929 | -190,798 | 0 | 0 | -159,869 |
IG証券 ユーロズロチ | 0 | 236,812 | 0 | 0 | 236,812 |
税金 | -76,000 | 0 | 0 | 0 | -76,000 |
合計 | 477,262 | -115,535 | -1,695,777 | -1,293,495 | -2,627,545 |
こんなに損失計上しているのにまあまあ税金払っているのがなんともマヌケ。
TOTAL利益出てるなら払ってもいいよ?
ってカンジ。
損失繰越しは3年らしいけど、取り返せる見込みゼロですよ。
顛末
辛いけど顛末をブログに残します。
過去のじぶんにこのブログを読ませて、このギャンブルに手を出さないようにさせたい。
また、大正義の王道投資を二十歳から始めてずっと継続してほしい。
そして今後また読み返したとき、やっぱりギャンブルに手を出してはイカンなとその都度再確認したい。
・・・
コトの発端
2020年からリベ大を参考に王道の資産運用を始めました。
1年くらい経ち、いい感じに利益は出ていましたが爆発力がなく
もっと儲けて早くセミリタイアしたい!
と、考えるようになりました。
なんて欲深いんでしょう。
そう思ったら行動はムダに早い。
つみたてNISA以外で保有していた株や投信を利確して現金化し、その資金を元手に2021年7月から自動売買ツールのトラリピ&トライオートを始めました。
(トラリピ鈴さんを参考)
トラリピでは主にクロス円ペアのFX取引。
トライオートではナスダック100トリプルのCFD取引と、AUD/NZDのFX取引。
▼始めたとき&数年後に振り返りをしたブログ
開始直後からめちゃめちゃ調子よくてわずか半年足らずで50万円くらい利益が出ており
このままいけるか!?
と思ってどんどんリスクを増やしてのめり込んでいくことに。
が!!!
良い時期は想定よりもずっとずっと早くに終了を迎えました。
そうです。
日米金利差拡大による歴史的な円安の到来です。
ドル円チャート
運用スタートからわずか半年ほどで大幅な円安進行。
110円/ドル → 130~150円/ドル
トラリピは、一定レンジで上下を繰り返すことを前提にした戦略なので、一方的な動きになるとモーレツに含み損が増えます。
しかも利益もでない。
ナスダック100トリプル(TQQQ)チャート
ナスダック100トリプル(TQQQ)はナスダック100指数の3倍の値動きをする荒くれもの。
上昇も下降もジェットコースターのような急勾配が特徴。
こちらも米国金利上昇を受け、大幅下落によりモーレツに含み損が増えていきました。
下降トレンドに入った時はマジで地面に激突するんじゃないかと思うレベルで急降下します。
さらにさらに!追い打ちをかけるごとく
- マイナススワップ拡大(トラリピ)
- レバレッジの金利(トライオート)
コイツら兄弟が重くのしかかる。
この2つは含み損でなく実損となるので、積み重なって
実損の積上げ + 含み損拡大
このラッシュを食らうハメに。
350万だった元本をMAX600万くらいにして強制ロスカットにならないように必死で耐えていた時期もあります。
夜中に突然目覚めたり、日中も値動きが気になって仕方なかったりと、この時は精神的にマジで辛かった・・・。
手始めにトライオートFXで人生初の強制ロスカット
必死でやりくりして耐えていましたが、それでも初期に調子に乗って増やしすぎたリスクに遂に耐えきれず、2022年は手始めにトライオートFXで運用していたAUD/NZDで人生初の強制ロスカット。
強制ロスカットで執行された大量の約定メールは今でも戒めとしてアーカイブしてあります。
こんな大量の約定メール見たくなかったよ・・・。
続いて耐えまくったトラリピもついに強制ロスカット
投入資金が最も多いトラリピの方は、強制ロスカットでの全損を防ぐために資金投入したり何度も手動でロスカットしたりしてナントカ耐えていました。
2022年はプラスの時期もあったのでトータルで-23万円の損失。
2023年にはプラス要素が無く、ひたすら耐えながら手動で体半分のロスカットをして-160万円の損失。
(手動ロスカットは壊死した部位を切り離す感覚に近い気がする)
そして2024年3月、ついに耐え切れずに−120万円の強制ロスカットをくらってトラリピ運用終了。
最後の方はもうほとんど諦めていたので、大きな気分の落ち込みも無かったような気がします。
トラリピくんは大失敗の元凶。
ほぼほぼコイツの損害。
たまたま上手くいったIG証券でのユーロズロチ
スポット的に運用して唯一上手くいったIG証券でのユーロズロチ戦略。
20万円超えのプラスでキッチリ運用を終えられたのは本当に運がよかった。
てかこの振り返りを書くまで運用していたことを忘れかけていました。
コイツのプラス要素が無かったらリアルに−300万円でした・・・。
顛末ではサラッと流して後ほどしっかり振り返ります。
トライオートETFは手動で全決済(損切り)して終了
最後までトライオートETFでホールドしていたナスダック100トリプル。
アメリカ大統領選挙を控えた2024年10月末、選挙で相場がどう反応するのかまったく読めなかったので、リスクテイクはできないと判断し覚悟を決めて手動で全決済。
TQQQはどうにか最終プラスマイナスゼロで運用終了になりました。
この全決済をもって、ようやくすべての運用が終了しました。
丸3年の戦いは約300万円の損失でジエンド。
以上、顛末はこんなところ。
ここからは、トラリピ、トライオートETF、トライオートFX、IG証券ユーロズロチ、それぞれの戦略の反省と学びをまとめ、少しでもこの無念を成仏させられたらと思う。
トラリピ
投機の主力だったトラリピ。
どうやってトラリピに出会ってしまったのか覚えていませんが、王道投資を始めていたので、なんらか関連情報として出てきたのだと思います。
これが地獄の入口だったとはね。
トラリピ界隈では著名な”鈴さん”の戦略を丸パクリして開始しました。
鈴さんの考案された戦略はロジカルで納得性があり
という感じでした。
ちなみに、戦略の前提となっているトラリピの考え方として、為替の値動きは
- レンジ相場が70~80%
- トレンド相場が20~30%
これが過去のデータから証明されているらしいということ。
トラリピはこのレンジ相場70〜80%の、上下を繰り返す期間を狙って利益を得る仕組みです。
この時点でロジカルな感じがするよね。
実際に2022年の円安トレンド相場が来る前は絶好調で、利益確定の約定ラッシュが嬉しくてたまりませんでした。
しかも、レンジ相場の時は、仕掛ける本数(リスク)を増やしても証拠金維持率はそれ程下がらないので、過大なリスクを取ってでも利益を狙いにいってしまう。
今思えば、利確をお知らせする約定メールは麻薬でした。
この約定通知のことを、トラリピ界隈では
”チャリンチャリンが嬉しい”
”チャリンチャリンがたまらん”
こんな感じでみんな盛り上がってましたね。
ちなみにチャリンチャリンとは、1回の約定あたり300~1,000円くらい利確するので、小銭が降ってきて儲かるイメージからきている言葉です。
この ”チャリンチャリン” が、まさに麻薬を打ち続けられる感覚だと思う。
こんなに利益が出るんだったら
このように誤認し
と、アタマがおかしくなっていて正常な判断ができなくなってました。
普段は慎重なタイプのわたしでさえも過大にリスクテイクをしてしまったので、リスクテイクしたくなる感情に抗うのはほぼ不可能に思う。
だって、脳が麻薬でラリってるんだからそりゃ正常な判断なんてできないよね。
マジで近寄っちゃダメなやつでした・・・。
トラリピ運用の反省点3つ
そもそも運用したのが間違いだったと思いますが、振り返って反省点を考えておきます。
ひとつめ
クロス円のペアが多すぎたことが最大の反省点。
9ペア運用の内5ペアがクロス円でした。
ドル円、ユーロ円、AUD円、NZD円、CAD円
円のペアが多すぎることでまったくリスクヘッジができてなかった。
円に連動する一方的な動きがあれば当然死にます。
というか死んだ。
ふたつめ
次は過大なリスクテイクをしたこと。
通常戦略では資金に対して仕掛ける本数が決まっていますが、資金にたいして2〜3倍のリスクをとっていました。
鈴さんはロスカットも覚悟した短期逃げ切りプランと呼んでおりましたが、見事逃げ切れずロスカット(笑)
みっつめ
最後は一方的な動きへのリスクヘッジが無かったこと。
これを考慮するのであれば、もはやトラリピ自体ダメじゃない?という感じですけど、常に最悪を想定するってことが必要だったのかなと思います。
戦略立案者である鈴さんは、とっさの機転を利かせたドル円買いのリスクヘッジを発動させて上手く凌いでいました。
上手く凌ぐどころか逆に儲けていたのでさすがという感じ。
余裕資金が無かったじぶんはついていくことができなかった。
簡単にまとめると
- 円のペアが多すぎ
- リスクとりすぎ
- 一方的な動きへのリスクヘッジがなかった
以上、運用上では3つの反省点があります。
が、何度も言うけどそもそもトラリピに近寄っちゃダメです。
短期スパンで約定メール(麻薬)をくらい続けたら誰でもアタマおかしくなるよ。
トライオートFX
思い出もあまりないトライオートFX。
こちらも鈴さん考案のAUD/NZDのコア&ホールド戦略で運用。
結果だけを見ると真っ先にロスカットされた戦略だったのですが、こちらも過大なリスクテイクをしたことによる報い。
資金に見合ったリスク管理で運用していたら現在でも有効だったような気がしています。
が、今さら検証する気にはなれません(泣)
▼ロスカット通知メール(再掲)
このロスカットメールが届いた痛みを忘れてはいけない。
ヒトはマジで忘れっぽいので。
IG証券でのユーロズロチ
唯一うまく逃げ切れたユーロズロチ。
コチラ自動売買でなく手動の戦略です。
モチロン鈴さん考案の戦略を丸パクリして運用してました。
中身は、”ユーロ”と”ポーランドズロチ”のトレードで、スワップ益を毎日得ながらトレード益も狙うという二重取りの戦略です。
英語にするとキャピタルゲインとインカムゲインってやつね。
というシンプルな手動の仕掛けだし、ホールドしている間はスワップ益が積み重なってゆくので精神的にもとても良かった。
最終防衛ラインも明確で、自動売買と違って何度も繰り返し約定しないので常に意識することもなく心の安定があったように思います。
他の戦略に比べて仕掛けの本数を増やすようなことがやり難かったため過大なリスクテイクをせずすみました。
上手くいったので特に反省点もなし。
まとめるとこのトレードは
- 麻薬を頻繁に打たれない
- スワップ益を毎日受けられて精神衛生上良い
- 大きくリスクテイクできない
こんな感じでとても良かった。
もしも今後投機をするならこんなカタチでやるのが理想なんでしょうね。
タラレバをいうとこの戦略に全力投球したら+200万円くらいで逃げ切れたかな~。
トライオートETF
2番目に資金を投入したトライオートETFでのナスダック100トリプル(TQQQ)
ナスダック100指数(QQQ)の3倍の値動きをするとんでもないやつです。
破壊力・爆発力でいったら文句なしのNo1。

出典:鳥山明『ドラゴンボール』
モチロン鈴さんの戦略を丸パクリして2021/7に運用開始。
コイツとは最後の最後まで、ほんとーーーに長い付き合いになりました。
戦略の根底にある考え方は、ナスダック100は短期で見たら多少の上下はあるものの、長期的には上昇だよねってこと。
1回の約定あたりで1,000~3,000円くらいプラスになり、あまりにも利益が出るモンだから、こちらも過大にリスクテイクしていました。
ウハウハ状態で浮かれていた矢先、2022年に入って米国金利上昇からの指数急降下が始まりました。
儲かりまくる状態から一転して大きな含み損を抱え、一時はマジでマイナス200万円実損を食らうかどうかの瀬戸際でしたけど、なんとか資金投入で耐えていました。
(大底でぶん投げた人、ロスカットした人など、-100万円や-1,000万円超えの屍を横目で多数見てきました・・・)
ギリ耐えられたのは下落が始まった時にとっさの機転で自動売買の稼働停止をしたおかげ。
この判断が首の皮一枚でつながることになったのですがまじで幸運なだけでした。
2022年から始まった下落に2023年も耐えて耐えて耐え続け、2024年になってようやく元本付近まで回復してきた矢先。
相場が荒れるであろうアメリカ大統領選挙が目前にせまってきました。
選挙結果次第で
- 株高→利益確定で終了できる
- 株安→耐える時期に逆戻り。最悪ロスカット
こんな状況。
プラスマイナス100万円くらいの幅があるような感じです。
じぶんの台所事情はこの数年ずっと手元の現金が手薄かつ、直近で現金が必要なタイミングが何度もあり、これ以上現金が無くなるのは困る状況。
またもしも運よく株高になって利益が出るようであれば、きっとさらに利益を求めて手仕舞いできずにズルズル運用を続けてしまうだろうなと考えました。
- 現金が無くなると困る
- 手仕舞いのタイミングを逸するかも
この2点に加えて、今ならトータルでプラスマイナスゼロということも後押しし、選挙結果が出る前に手動で全決済しました。
ちなみに、結果だけ見るとこの判断は失敗でした。
トランプ大統領再選で株高になったので、決済を待っていれば大幅プラス(+50万円)で終えられたはず。
ですが、あえてリスクテイクをせずに手動で全決済したじぶんを褒めておきたい。
結果がどうあれギャンブルに託さずにじぶんで決めて実行したからね。
ここまで約3年半の長い道のりでしたが、この決済をもってすべての運用終了です。
おわったーーーーーー。

出典:井上雄彦『スラムダンク』
良いこと悪いこと、それに伴う感情の上下、睡眠不足などなど思い出せないくらい色々ありました・・・。
マジで長い道のりだった。
まとめと反省と今後
上手くいっていた王道投資をヤメ、爆発力を期待して始めたFX&ETFの自動売買。
- トレードは99%感情のせいで負ける
- 感情に左右されない自動売買なら再現性高く勝てる!
こんな夢をみていましたが、テンプレのようなコツコツドカンをくらった結果はマイナス300万円でした。
この大失敗の二大原因は次のとおり。
- 始めの半年で大成功してしまったこと
- 自動売買はアタマがバクるスキームだったこと
2021年はたかが5カ月程度の運用で+50万円ほど利益がでてしまい、ここで完全に調子に乗ってしまいました。
結果論ですがこれが真逆の結果、例えば5カ月で−50万円だったらここまで損失拡大してなかったと思います。
てかね、誰でもうまくいってしまったらもう後戻りなんてできない。
ギャンブルは大負けするまで辞められない。
このコトは何十年何百年何千年も前から言われていると思いますが、ジブンゴトになってようやく理解しました。

出典:荒木飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険』
コレ。
心で理解しないとまたやらかす。
鈴さんの戦略について
鈴さんの戦略は良く考えられていて凄いな~と今でも思いますが、あの地位を獲得できたのは結局ギャンブルに勝ったからだと思う。
始めた時期が良かったというか。
ご本人も言ってましたが開始直後くらいにはロスカット寸前の時もあったようです。
投資は自己責任だからというわけでもないですが、モチロン鈴さんには恨みもないしむしろあそこまで成功も失敗も開示する姿勢は素直に尊敬します。
試行錯誤しつつ沢山のロジカルな戦略を考案されていて、考え方の面でとても参考になりました。
〇〇年に一度のXX!はしょちゅう起こる
退場の要因となった円安。
過去20年間起こらなかった歴史的円安。
コロナショック直後に始めたので、10年に一度の○○みたいなのはしばらく起こらないだろうとタカをくくってたかな。
リーマンショック、コロナショック、トランプショック、ロシアウクライナショック・・・
あげたらキリがない。
わたしは退場となりましたが、真逆の結果で大儲けした可能性もあります。
これだけ色んなことが起こるから、得る人、失う人が大量発生するんだなとしみじみ。
自動売買は依存症になりやすいスキーム?
使っていた自動売買の戦略は利確スパンが短いのが特徴でした。
短いスパンでコツコツ儲かるので
→約定のたびに脳内麻薬が出る
→刺激に慣れる
→もっともっとになる
→過大にリスクテイクする
→損をする
→取り返そうとさらにリスクテイクする
→①ドカンを食らって退場コース or
②ギャンブル依存症になり辞められなくなるコース
ギャンブルはここまでがデフォ。
終着駅はどっちも地獄です。
わたしの駅は①退場駅でしたが、こっちはまだマシな駅だと思う。
2024年は、某超大物スポーツ選手から何十億円ものお金を盗んだ人が大きなニュースになりました。
この人もきっと依存症なんだと思います。
戻りたくてももう戻れない。
いやホントに依存症にならなくてよかった。
未来はわからんけどマジでギャンブルには気を付けようと思う。
仲間がいると許容リスクが大きくなる
「赤信号 みんなで渡れば 怖くない」
鈴さんと同じように週次報告を発信していた仲間は相当いましたが、かなりの数が退場したと思われます。
そのうちの何人かのブログを見ていましたが、わたしと同じく過大なリスクテイクをしている人が多い印象でした。
へん〇〇〇じ さん
トラリパー〇な さん
〇〇〇のおねえさん さん
〇け@〇〇代の生き方 さん
わたしの週次報告ブログにも
「アナタと同じような状況です」
とコメントくれた方もいらっしゃいました。
Web上で同じように運用している仲間が大量におり、変に安心感を感じていたのも失敗の要因だったように思う。
仲間の存在はとても価値のあるものですが、集団心理で盲目になる面もあることを学べました。
あ、赤信号をみんなで渡ったら怖くはないかもしれないけど、しっかり撥ねられるんで気を付けて。
次の赤信号では他人が渡っていてもじぶんは渡らないでおこう。
良かったこと
わたし自身はマイナス300万円でめちゃめちゃ痛みがありましたが、それでもラッキーだったな、良かったなと思うコトは4つ
- ギャンブル依存症にならなくてよかった
- 生活防衛資金を失わずに済んでよかった
- ジュニアNISA+つみたてNISAをやめなくてよかった
- 儲かっているときに他人に勧めなくてよかった
この中で特に良かったのは
これです。
わりと身近にもあきらか詐欺の仮想通貨案件にのっかって全財産を全力投球する人います。
学資保険解約+貯金全額突っ込んだとか聞くと正気とは思えませんが、完全に酔っぱらっていて正常な判断が下せない状態なんだと思う。
そうなってしまったらまじで取り返せない。
過去のじぶんに-300万円の現実を見せつけて、このギャンブルに手を出さないことを祈ります。
3年半で得た学び
この3年半で得た学びをまとめておきます。
以下8つかな。
- レバレッジの掛かった取引は手法問わずギャンブルである
- 鈴さんの成功もギャンブルに勝った結果。再現性は高くなくタイミングによる
- 短期スパンで約定を繰り返す自動売買は脳がバグる
- 少しでも上手くいくと人間は過大にリスクテイクする
- 集団心理で正常性バイアスはさらに強くなる
- わたしが耐えられる含み損はせいぜい50万円まで
- 夜ぐっすり眠れなくなったらリスク過大。実際に体験した
- ギャンブルで一度成功すると大金を失うまで辞められない
ほぼすべて、どこかの誰かがずーーーーーーっと前から言ってるコトです。
それでも実体験として自身で経験しないと、
”じぶんだけは大丈夫!”
と正常性バイアスがかかってしまう。
抗うのはとっても難しい。
冒頭にも書きましたが、このブログの結論として
楽して儲けて早期セミリタイア!
これは叶わないまぼろしです。
これが300万円の勉強代を払って辿り着いた結論。
▼鈴さんのブログに毎回貼ってあるTwitterの投稿
今日が最後の出社\(^O^)/
このフレーズをいつかじぶんでも使うのだ!!
と儚い夢に酔っぱらってました。

出典:諫山創『進撃の巨人』
今後はどうするの?
王道投資が大正義&大正解。←これを改めて理解しました。
今後、2020年からずっと続けているNISAで毎月限界までコツコツつみたて投資を続けていきます。
ちなみに2025年現在、毎月8万円つみたて投資に回しています。
おぉ~じぶんエライ!!
結局のところ人に勧められないモノはじぶんも手を出したらダメ。
NISAを活用したインデックスつみたて投資なら万人に勧められる。
ハタチのじぶんに強く言いたいのは
- いますぐ楽天証券で口座開設しろ
- 3,000円くらいの少額でもいいから自動積立設定を活用して毎月天引きしろ
- 銘柄は全世界インデックスかSP500でOK
- 毎日の評価額のチェックはするな
これ。
もうホントこれに尽きる。
これが正解です!
って義務教育で教えて欲しいくらい。
【参考】
▼ChatGPTの回答
国民全員がインデックス投資をしたら世界はどうなりますか
▼証拠画像①
自身のつみたて投資口座
+170万円のリターン
▼証拠画像②
長男ジュニアNISA口座
+330万円のリターン!!
ね?これを見たら信じるでしょ?
0.1%の爆発力に期待せず、NISAでSP500かオルカンに全力投球しとけばOKなんよ。
ギャンブルなんてやってなかったら数年後には+300万円くらいになってます。いやマジで。
-300万円と+300万円の差って600万円よ?
ちょっとくらい欲しいモノ買っても大丈夫よ?
今だったら新型アルファードや、もしくはジムニー + アトレーのセット買えるよ?
もしもハタチからインデックスつみたて投資をやっていたら、40代のいまどれくらい積みあがっているだろうか・・・?
それこそ、完全リタイアはムリでもセミリタイアくらいは可能だったかも。
ってことでもう一度アクションプランを明示します。
- いますぐ楽天証券で口座開設
- SP500かオルカンでじぶんの限度額まで毎月積立て設定
- あとは5~10年気絶
- 目覚めたら追加資金を投入してもう一度気絶
とってもシンプルだよね?
ウォーレン・バフェットの名言
ゆっくりとお金持ちになりたい人はいない
まさにその通りなんだけど、凡人にはゆっくり進む道しかない。

出典:荒木飛呂彦『スティール・ボール・ラン第21巻』
【全巻】STEEL BALL RUN 1-24巻セット ジョジョの奇妙な冒険part 7
結局コレなんですよ。
遠回りこそ凡人であるわたしの最短の道。
この道を進みます!
以上!
▼心にグッとくるお勧めの漫画を再掲
【全巻】STEEL BALL RUN 1-24巻セット ジョジョの奇妙な冒険part 7
マンガから人生を学べる。
と思う。