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【猟銃所持許可更新】一挺目の更新に合わせて二挺目も同時更新し手続きをまとめる【同時更新】

初めての猟銃所持許可更新

2021年に所持許可を取得して2024年ではや3年目になりました。

今回、初更新になる自動銃の許可更新に伴い、二挺目の上下二連銃も1年繰上更新して二挺の更新年度を揃えるようにしました。

 

初の更新を経てつまずいたことや思ったことの備忘録。

同時更新する?個別に更新する?

 

二挺の銃の更新年度を揃える 

or

揃えずそれぞれで更新する

 

これは散弾銃を二挺以上所持している人共通の悩み。

更新日を揃えるメリットデメリットを比較してみます。

 

揃えるメリット

  • 手続きが三年に一度なので手間が最小限になる
  • 手数料、諸費用を抑えられる

 

揃えるデメリット

  • 更新を忘れるとすべての銃の許可を失い再許可取得が大変になる
  • 三年に一度のイベントにすると忘れやすい

 

メリットデメリットはこんなところ。

わたしはとっても面倒くさがりだけど重要な予定は忘れないタチなので更新を合わせる選択をしました。

周りの方をみても同時更新している人が多い印象です。

 

が!やっぱり別々にしておいて助かったという話も実際に聞きます。

じぶんの性格に合わせて選択するのが吉。

わたしは性格的に揃えておいてきっと大丈夫でしょう!(^^)

 

唯一の気掛かりは単体更新を実体験として経験できなくなること。
体験として3年に2回更新手続きするとどんな気持ちになるか気になるところです。

ちょっとだけ機会損失のキブン。

 

更新の準備

更新の前準備として余裕を持って経験者講習と技能講習を受けておきます。

HPから日程を確認してなるべく近場での開催時に早めに受講しておきましょう。
どちらも3年間有効なのでいつ受講してもムダになることはないです。

 

経験者講習は初心者講習と違ってテストはないので気楽。

技能講習の方はテストこそありますが銃にずいぶん慣れている状態なので初撃ちに比べると大したことはないです。

 

お医者さんの診断書は「3カ月以内のモノ」という決まりがあるので更新手続きの日程を決めてからでOK。

 

その他の必要書類は最初に所持許可を取得するときと基本は同じです。

 

必要書類

  • 所持許可申請書(二挺目用)
  • 所持許可更新申請書(一挺目用)
  • 譲渡等承諾書
  • 写真2枚(無帽、正面、肩から上、カラー、縦3cm×横2.4cm、6か月以内に撮影、裏面に氏名及び撮影年月日が記載されているもの)
  • 医師の診断書(3カ月以内のもの)
  • 講習修了証明書
  • 技能講習修了証明書
  • 使用実績報告書
  • 身分証明書(市役所で発行)
  • 経歴書
  • 同居親族書
  • 狩猟免状(狩猟をする場合のみ)

は二挺目を合わせる手続きのためであり、通常の更新であれば不要

必要書類は必ず所轄の警察署に確認をとってください。
わたしの場合は上記の必須書類にプラス、いちおうスコアカードや実包管理台帳も持参しました。

 

今回は、一番初めに所持許可を取得している「基本銃」の更新になるので書類の省略はできません。
(ちなみにわたしの基本銃は自動銃UPLAND)

 

つまり、3年に1度は必ず耳を揃えて書類を出す必要があります。

 

 

そして今回は初更新に合わせて、本来は来年である二挺目の更新日を一挺目と合わせる手続きを行います。

 

よって

「所持許可更新申請書」に加えて

「所持許可申請書」と「譲渡等承諾書」の書類が必要。

 

譲渡等承諾書は

”じぶんからじぶんへ一挺目の更新に合わせて譲渡する”

という形を取るため。

 

この形を取ることで本来1年先の更新日を前倒しして更新日を揃えることができます。

じぶんからじぶんへ譲渡するってちょっと意味不明ですけど形式上そうしないと更新日を合わせられません。

じぶんの銃なんだけど、追加手数料を払って日付を改めて所持しなおすって感じです。

 

外部リンク

>>警察庁:更新申請

>>福井県警察申請届出手続案内・様式ダウンロード

 

書類の参考画像

 

必要書類についてはこんなところです。

 

手数料

必要な手数料について。

手数料でミスがありちょっとだけ面倒なことになりました・・・。

 

「手数料納付システム」

 

で手数料を納付をするなら「手数料ID」を必ず確認しましょう。

 

金額が同じでもIDが違うと申請NGです。

(収入証紙の場合は金額だけ注意すればOK)

 

◇福井県 + 初更新で二挺目同時更新 + 2024年時点

この条件下で手数料納付システムIDは以下2つでした。

「900108」&「900117」

 

ID:900117

こっちが今回の更新のための手数料IDです。4,800円

 

 

ID:900108

こちらは次年度更新の方を改めて許可取得するための手数料ID。6,800円

 

 

今回、申請IDの選択をミスしてしまって取り消ししたり再申請したりと余計な手間がかかってしまいました。

 

ミスした理由は他者のブログの ”所持許可更新&同時更新の記事” と金額が違ったため。

参考にした記事は、二挺の同時更新で7,200+4,800だったみたい。

 

わたしの場合は6,800+4,800なので400円お安かったです。

参考にしたブログはいつ時点のか不明なので何か制度が変わったのカモ。

 

なんでこんなに複数パターンがあるのかよくわからんですけど、兎に角「手数料ID」をしっかり確認すればOK

収入証紙の場合だと金額さえ間違えなければOK。

 

 

事前準備、必要書類、手数料について以上。
あとは面談日を決めて所轄の警察署にGO。

 

 

更新申請

いつものように事前にアポを取り、分厚い書類と二挺の猟銃を抱えて所轄の警察署まで申請に行きます。

二挺を持ち運ぶのは結構大変。最大で七挺持っている人を知っていますが、更新どうしているんだろう・・・?

 

今回は更新申請+同時更新なので

  • 複数の書類確認
  • 手数料システムの取消しと再受付
  • 銃の確認
  • 面談

と盛り沢山で120分程度かかりました。

 

想定外だったのは年度の切り替わりで担当者が交代になっており、面談予約日が引き継ぎされてなかったこと。

 

新しい担当の方から

 

「なるべく電話してからきて」

 

と言われたのですが、こちらとしては

 

『いやいやいや、ちゃんと電話で予約したよ』

 

という気持ち。
気持ちだけで言葉にはしませんでしたけどモヤっとする~。

引継ぎしておいて~。

 

面談について

いつものように

  • トラブルはないか
  • 借金はないか、あるなら総額いくらか
  • 身の回りで変わったことはないか
  • 使用状況はどんな感じか
  • 銃本体の検査

このような決まったことを一通り確認。

 

いつも思いますが

収入、借金、家族構成、職歴、トラブル有無など色んなことに答えるので丸裸にされる気持ちです。

 

同時更新するデメリット(更新忘れですべての許可を失う)についても改めて説明してもらえました。

 

後日に改めて身辺調査があることや立入検査があることを再確認します。

所持許可証に「更新申請中」のハンコを押されて面談は終了です。

 

身辺調査について

身辺調査は初回取得時も今回の更新時にも近所の人に聞いてもらうスタイルにしています。

 

なので後日、近所の人と社会奉仕などで会うと警察が訪ねてきたよってこの話題になります。

 

「急に警察がくるからびっくりした」

「銃を持っていることを知っているから問題ないけど、知らなかったらびっくりする」

 

と言われます。

 

こういうことを後から聞くと

 

身辺調査は知り合いに頼んだ方が無難かな??

 

とも思ったりしますがまだ具体的には考えてません。
三年に一度のイベントなので先送りにしがち。

 

立入検査について

正直、 ”これはアカンだろ” と思ったのが今回の立入検査。

アポなし且つ、わたしが不在のときに突然家にやってきました。

たまたま妻がいたので聞き取りだけは対応したようですが、アポなしで訪ねてくるのはルール違反のはずです。

 

妻には

「またきます」

と言っていちど帰ったようですが、わたしに改めて電話もなくまた平日の夜にやってきました。

 

このアポなし訪問のことをチクリと問おうかと思いましたが、担当の方がかなり若くとても腰が低くて申し訳ない感じ丸出しだったので何も言わずに飲み込み。

ガンロッカーや装弾ロッカーの設置状況、鍵の保管や管理状況、鍵の管理を把握している方がいるかなど一通り確認。

また、スラッグ弾の残弾がどれだけあるかも確認されました。

 

聞き取り調査と状況確認合わせて30分程度で立入検査は終了。

次回はちゃんと電話してきてから来てくださいと思うところ。
警察のフリした第三者で銃を盗む下見の可能性だってありますからね。その場合はモチロンわたしの責任になりそうだし。
うーん・・・。

 

三年後の検査のときは身分証くらい出してもらおうと思いました。

 

初更新を終えた感想

更新手続きを済ませ、無事に更新できた連絡をもらい新しい許可証を受け取りました。

 

初の更新を終えた感想。

素直に思ったことは 猟銃は所持し続けることが大変 なんだなと実感しました。

 

具体的には

  • 複数の書類準備
  • 病院での診察
  • 平日の警察署訪問対応
  • 毎年の検査
  • 講習会、技能講習の参加
  • それなりに高額の手数料
  • まいどの近所への聞き取り
  • 常時の銃&装弾管理

 

逆にこれだけ大変だからこそ銃関連の事件事故が今のレベルなんだと思います。

高齢になると次の更新で辞めようかなと考える人が多くなるのも納得。

 

わたし自身は射撃も狩猟もやっと面白くなってきたところなので、まだまだ持ち続けるつもりです。

3年に一度の更新を忘れないように、Googleカレンダーにはもう次回の更新予定を記載済みです。

 

所持許可同時更新のまとめ

まとめです。

  • 更新申請期間は誕生日の2ヶ月前から1ヶ月前の間 (勘違い注意)
  • 経験者講習と技能講習を3年の間に受ける必要がある
  • 手数料納付システムは金額だけでなく納付IDの確認を
  • 書類はめちゃ多いのでしっかり確認
  • お金はもろもろ合わせると35,000円ほど(技能講習、経験者講習、弾代、診断書、更新手数料)
  • 次回の更新忘れには注意!

 

 

所持許可更新と同時更新についてでした。

 

さー今後も撃ちまくっていきましょう!!

 

以上!

 

 

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