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クレー射撃の始め方!銃砲所持許可を取得②-教習資格認定まで-【狩猟・クレー射撃】

2021年2月9日

こんにちは。

前回、クレー射撃の始め方!銃砲所持許可を取得①-猟銃等講習会合格まで-【狩猟・クレー射撃】という記事を書きました。

 

今回の記事はその続きになります。大まかな流れの②の部分ですね。

所持許可を取得するまでにまだまだ先は長いのですが、この教習資格認定申請が山場かなと感じています。

 

警察署での具体的な面談内容や、身辺調査について記録しておきます。

 

所持許可の大まかな流れ

  1. 猟銃等講習会(初心者講習)
  2. 教習資格認定申請
  3. 射撃教習
  4. 銃砲所持許可申請
  5. 所持許可証交付
  6. 銃砲所持・確認

 

この記事を読むことで分かること

・教習資格認定にあたっての身辺調査について
・警察署での具体的な面談内容(Q&A)
・ガンロッカーの設置事前確認と家族への面談

 

教習資格申請

 

猟銃等講習会に合格すると、次は射撃場で教習を受ける為の「教習資格の申請」です。

 

□ポイント

教習資格申請は必要書類が多く、警察署での面談や本人、家族、近所などの身辺調査もあります。

 

ここが山場ですね。ここをクリアできればあとはすんなりいきそうな気がします。気合を入れていきましょう!

 

警察署に申請に行く前に生活安全課に電話でアポを取ってから申請に行きましょう。

 

申請時に面談がありますので、身だしなみはある程度整えておいた方が良いです。

 

「なんかだらしないのがきたな」と思われたくないですからね。
印象大事です。

 

また教習資格認定の申請には必要なモノが多いので、リスト化しておきます。

漏れないようにチェックしておきましょう。

 

申請に必要なモノリスト

  • 教習資格認定申請書
  • 医師の診断書 ※かかりつけ医さんがおすすめ
  • 経歴書
  • 同居親族書
  • 講習修了証明書(コピーを提出)
  • 住民票
  • 身分証明書(市役所で発行)
  • 証明写真1枚 縦3.0㎝、横2.4㎝
  • 県の収入証紙8,900円 ※印紙でなありません

必要なもの補足

〇医師の診断書
診断書は、「精神保健指定医 or 歯科以外のかかりつけの医師」に書いてもらう必要があります。
フォーマットをダウンロード&印刷してから病院に行きましょう。福井県の診断書テンプレ

診断書は、かかりつけ医さんに書いてもらうのがおすすめです。

近くの精神保健指定医病院を検索してから問い合わせると、費用は6,000円~でした。結構お高いですね。
かかりつけ医(風邪などでよく通う病院のこと)の方に問い合わせると、2,000円で書いてくれるとのことで、わたしはかかりつけ医さんにお願いしました。

これは地域差があると思うので、2、3件電話で費用を問い合わせすることをおすすめします。

診察自体は、特別な検査をするわけでも無く、軽く会話して血圧測っておしましでした。

 

〇身分証明書
ここでいう身分証明書とは、破産者でないことを証明する書類です。

注意点として、この書類は本籍地の市町村でしか発行できません。

「実際に住んでいる市町村と本籍の市町村が違う場合」は本籍地の市役所まで行くか郵送で請求しましょう。

わたしはこのパターンなので結構めんどくさい・・・

 

面談でのQ&A

生活安全課担当者との面談内容備忘録です。

担当してくれたのは女性の方で、愛想もよく高圧的なことはありませんでした。

銃を所持するのは結構大変って聞きますよ~みたいな、世間話も少しだけしつつ面談が始まりました。

 

以下、質問された内容と”わたしの”回答です。
※覚えている範囲のみ。質問すべてではありません。

 

実際はもっと柔らかい感じで印象もよかったのですが簡潔に書いておきますね。

Qなぜ銃を持ちたいのか?
Aクレー射撃をしたいからです。
Q動機は?
AテレビやYouTubeです。芸能人もやっている方がいるので、興味を持ちました。
Q自分はどんな性格をしているか?一言でいうと?
A慎重?な性格ですかね。
Q借金はありますか?
A住宅ローンがあります。
Q具体的にいくらありますか?その他にはありませんか?
AXXXX万円くらいあります。他にはないです。
Q家族(妻)は銃を持つことに反対していないか?なんと言っているか?
A反対されていません。特には何も言われてないです。
Qどんな仕事をしているか?
A仕事内容を具体的に答えました。
Q仕事での人間関係にトラブルは?
A特にありません。
Q日常的に飲酒しますか?飲酒をしたとき、どうなりますか?
Aしません。気持ち悪くなります。(笑いを取りにいったつもりでしたが、そうですかと冷静に外されました。終始マジメにいきましょう。)
Qギャンブルはするか?
Aしません。
Q家族構成は?家族と問題はないか?
A問題ありません。
Q趣味は?
A映画、読書、音楽、キャンプなど。
Q犯罪歴は?
A交通違反くらいです。
Q近隣住民とのトラブルは?
Aありません。
Q交友関係の中に、暴力団とのつながりなどないですか?
Aありません。
Q自殺未遂や、精神病の診断を受けたことは?
Aありません。
Q健康状態に問題は?
Aありません。

 

以上。

テンプレートの質問があってそれに淡々と回答していくイメージです。

決してこのように答えた方がいいよ! という訳ではなく、ウソをつかずに誠実に答えましょう。

たまたまわたしは飲酒もギャンブルもしませんが、欠格事由にはどちもあたりません。

 

後から事実と違うことが分かると、欠格理由に該当して所持許可が出ない可能性があります。

 

わたしの失敗談としては、冗談は通じないので言わない方がよいです。

担当者さんの愛想がよかったのでつい少し笑いを取ろうとしてしまいましたが肩透かしをくらいました。

余計なことはなるべく喋らないようにした方がいいです。質問に淡々と、真面目に回答しましょう。

 

身辺調査について

面談の最後に「身辺調査するけどあなたの人となりを聞いて欲しい人いる?」と聞かれました。

わたしの方から聞いて欲しい人を指定すると、その人に対して「警察から聞き込みくるけど、対応よろしくね!」と前もってお願いしないといけません。

 

そうやって事前にお願いすることは借りを作るみたいで抵抗があります。

ですので、「近所でも会社の人でも、誰からでも自由に調査してください」

と回答しました。

 

引っ越したばかりとか、転職したばかりなどの場合は、友人や知り合いなど、自分のことをよく知ってもらっている人に頼むのもありですね。
自分のことをあまり知らない人に、万一変なことを言われても困りますし。

 

適当な頼める方がいるのであれば、「警察から調査に行くけど、対応よろしくね!」と頼んでおきましょう。

どっちがおすすめとかはありませんので、個人のお好みでよいと思います。

 

以上、大体20分くらいで面談は終わりました。ちょっと一息です。

ちなみに、面談時間や内容については、地域や担当者によって差があると思いますのでご了承ください。

 

申請してから許可が出るまでは約30日掛かります。気長に待ちましょう。

 

身辺調査&ガンロッカーの設置予定場所確認&面談2回目

警察署で申請後、2週間後くらい経って、今度は近くの駐在所の方から

「ガンロッカーの設置状況を見せてください」

と連絡がありました。

 

ガンロッカーの設置状況確認は、射撃教習が終わった後、銃の許可申請時にするものだと思っており、すこし戸惑いました。

「まだ許可を取れるか分からないから、ロッカーを準備していない」

と伝えると、

「じゃあ設置予定の場所を見せてください」

とのこと。日時をその場で決めて、訪問してもらいました。

 

 

ガンロッカー、装弾ロッカーの設置予定場所をさらっと確認し、警察署で受けたのと同じような面談をしました。

 

内容は、家族の反対はないか、トラブルはないか、近所付き合い、精神病や交友関係等。
ほぼ同じ内容を聞かれるので、コロコロと回答が変わらないかの確認でしょうね。

ちょうど妻も在宅していたので、妻に対しても面談がありました。
銃に対する不安や、反対していないか、妻自身の交友関係で危ない人はいないかなど、10分くらい聞き取り調査がありました。

 

最後に改めて、近所の方にも聞き込みするけどほんとに良いですね?との確認があり、問題ないですと答えました。
そんな感じで、合計約30分くらいで、設置場所事前確認と面談が終わりました。

 

後日、近所の方から「クレー射撃するんですか?スゴイですね~」的なことを言われました。
当たり前かもですが、しっかり調査は行われるようです。

 

普段の行い&コミュニケーション大事。

 

教習資格認定証の受け取り&火薬譲受許可受け取り

申請書を提出して丁度30日経ったくらいに

「許可が降りたので許可証を取りにきて。ついでに火薬の申請もするから収入証紙2,400円分もってきて」

と連絡がありました。無事許可されて一安心です。

 

許可証受け取り時に必要なモノリスト

  • 許可証の受領証(許可申請の時に預かったもの)
  • 県の収入証紙2,400円分

 

火薬の申請は、「分からないだろうからこちらで書いておいたよ」と言ってくださいました。

わたしは名前や住所などの最低限の記入でOKでした。ありがたいです。

 

収入証紙を渡して、10分ほどで教習資格認定証と火薬許可証を頂きました。

 

 

山場を超えましたね!

次はいよいよ射撃教習です。初めて銃を撃つことになるので、緊張もありますが楽しみです。

ではまた次の記事でお会いしましょう。

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