【失敗談】株取引で沢山の時間と40万円を失いました。が！人生で大事なモノを得た【読書と投資】

誰しも一度はこのように考えたことはあるんじゃないかなと思う。

「仮に99%の人が損していても自分ならできる！」

と思ってやってみる人もいるし、メンドクサイとかやり方が分からんとかで始めない人もいます。

わたし自身は

「じぶんにはできる！」

と思うタチなんで2011～2013年にかけて株取引に挑戦し、結果的には多くの時間とお金を失いました。

この時期はよく眠れなくなったり夜中に目が覚めたり仕事中も株価が気になったりなどトレーダーあるあるを大体経験。

そしてこの経験が現在の自分にとても大きなリターンになって生きているのでこうやってブログに残しておこうと思います。

最初にトレーダーとしての結果だけをお伝えしておくと

こんな感じ。

お金と時間を失いながら精神的にもかなり消耗していました。

それでも超大金をBETしなかったことが幸いし、再起不能になるような致命的な失敗だけは避けられてこの経験が人生において大きなプラスになっています。

なぜなら、周り回って読書習慣と投資を身につけられたから。

それでは詳しくお伝えしていきます。

 内容（もくじ）

株取引を始めたきっかけ

わたしが株を始めたきっかけは

住宅ローンを組んだこと

です。

ちなみに2011年時点での10年固定金利は約2%くらいで、2,000万円を35年借りるとなると返済総額は2700万円ほど。

この時に人生で初めて ”金利” というものを意識し、その卑劣さ？強力さ？に勝手に打ちひしがれました。

それまでお金のことを真剣に考えたことはなかった人生で、プラス700万円上乗せして返済しないといけない事実が衝撃的すぎました。

と、このとき初めて知ったのです。

今でこそそんなの当たり前のルールでそれが資本主義社会ということは理解しています。

しかしこの時は社会のこともお金のことも何も知らなかったのでマジでショックでした。

このように考えました。安直すぎ素直すぎ(笑)

今でも、その当時の憤りの気持ちは忘れてません。

じぶんは外れ値の人間でないと自覚が必要

株取引で有名だったcisやBNFのように

と思っちゃうんですよね。

そんなわけないのに

マジで、裁量トレードで安定して利益を出せるのは0.01%以下の天才だけです。

いわゆるベルカーブの外れ値のもっともっと外側にいる人だけ。

ここは絶対勘違いしちゃダメなポイント。

じぶんは一般ピープル。天才じゃない。

すべての取引の結果

最初の資金は30万円。

これを2倍→2倍→2倍・・・。

のようにしていければ・・・！

なんて甘い考えをもって始めました。

なんとなく理由もなく買った最初の株で初っ端から1万円くらいの損失を出し、取引を辞める最後まで瞬間的にもプラスに転じたことは無かったはず。

これは正直相当センスない・・・。

その後は信用取引にも手を出したのでMAX約100万円くらいを口座に入金したと思う。

2011～2013年の約3年間で、売買は往復で350回。
（出力できるデータによって多少の差があるのは何故だろう・・・？）

取引結果は次の通りです。

勝ちトレード

1円以上のプラスになった取引

161÷350で、勝率は46%でした。

負けトレード

マイナス1円以上になった取引

負け率は54%。

この数字、当時は一切頭に無かったです。

どれくらい勝ってどれくらい負けているのかまったくわかってませんでした。

こんな感じでトレードしてて勝てるわけがないですよね。

トータル

信用取引にも手を出したし、売りから入る ”売り方” もやっていました。

正直マジでこれだけで済んでよかったと思っています。

2chで色々な人を見てましたけど、-5,000万円を叩き出すような人もフツウにいましたからね。

損失を出した原因

当時は一切振り返りや分析をしてなかったので今更ですが原因分析と振り返りを行いたいと思います。

最初に言っておくと

という絶対的なものはないです。

が、当時を振り返るとわたしが勝てなかった原因は以下２つが大きいと思います。

感情のままトレードしていた

冷静に考えてこれで勝てるわけがありません。

そして銘柄選びは基本的に勘頼み。
なんとなく値上がりランキングや値下がりランキング、2chの株板で話題になった銘柄などをチョイスしてました。

こんなやつが目の前にいたら

「あ、コイツ100%負ける奴だな」

と確信が持てます。

それでもやっている最中の本人は分からないんですよ。
信じられないですけど。

客観的にじぶんを見られなかったということです。

振り返りと分析を一切していなかった

感情でトレードしていたのもあって

このような振り返りや分析は一切していませんでした。

ただ毎日の値動きに一喜一憂してるだけでほとんどギャンブル中毒みたいなモン。

これも先ほどと同じですが、こんなやつが目の前にいたら100%負けると断言できる。

株取引だけでなく、普段の仕事でも何でも振り返りや分析を一切せずに向上はありえません。

暗闇でゴルフの練習をするようなもんです。

じぶんのスイングも見えない、球がどこに飛んだかもわからない。

こんな状態で上達する？？否

当時はこういった原理原則をまったく無視していました。

というよりも自分が何をやっているかすらわかってませんでした。

経験から得たもの　これが重要だった

株取引の経験から得たものは2つ。

失ったモノはある程度ありましたがそれ以上にリターンもありました。

①読書習慣

今までもこれから先も相当大事であろう

を身につけることができました。

これがわたしが株で失敗して学んだ最大のメリット。

過去の自分に最も強く言いたいこと

時間とお金を失ったことで

ちょっと株についてマジで勉強せなアカンな

と、最初はトレードに関する本だけ読んでいたのですが、そこからなぜか実話ベースの自伝やビジネス書も読むようになりました。

この読書習慣を会得したのは人生で超絶プラスになっています。

人生の価値観が大きく変わった

「嫌われる勇気」「幸せになる勇気」

に出会えたのも大きかったし、本は人をめっちゃ成長させてくれます。

投資経験

そしてもうひとつ得たものが証券口座を開設して実際に取引をした経験そのものです。

この経験のおかげで2020年からつみたてNISAやジュニアNISAをすんなり始めることができました。

合わせてインデックス投資もしていますがようやく株取引の負けを全部取り返したところです。

FX投資などにも手を出しておりそちらは相変わらずのマイナスですけど、インデックス投資は大きく成長してリターンがすごいことになってます。

証券口座を開設したり実際に株を買ったりの経験のお陰ですんなりと投資ができています。

投資経験やスキルは豊かな人生を送る上で必要不可欠な要素。

まとめ

さいごにまとめます。

もし仮にもう一度株取引などの短期トレードをするなら自分にやって欲しいことは3つ。

当ったり前のことですけど自戒を込めて書いておきます。

さいごにもう一度結論

読書と投資が人生で大切

長くなりましたが以上！！