ブログや在宅ワークをするようになり、イスに長時間座るライフスタイルに変わりました。
1週間でだいたい40時間以上はイスに座っています。
それくらいの時間をイスで過ごすようになると
とこんな風に思うようになってくる・・・。
これまでに使っているイスは事務用品メーカー ITOKI(イトーキ)の『プラオチェア』
さっすが大手メーカーのオフィスチェア!
と、座り心地や静音性などの基本的な性能には大満足していたのですがヘッドレストが無いのが唯一の不満でした。
そこでヘッドレスト付きの数あるチェアの中から
- 値段
- 製品
- 品質
- メーカー
- レビュー
これらを比較検討し7日間以上悩み抜いた結果
AKRACINGのゲーミングチェア『Wolf』 を購入。
約2週間ほど使用したので素直な感想をレビューしていきます。
■2024年追記
購入後3年経過した今も不満なく使用中。マジで良い買い物でした。
内容(もくじ)
AKRACINGゲーミングチェア『Wolf』とは?
基本情報
▼基本情報 ※2021年時点のデータ
■メーカー:AKRACING
■公式サイト:https://www.akracing.jp/
■シリーズ展開:Premium、Pro-X、OVERTURE、Nitoro、Wolf、極坐
■Wolfの特徴:エントリーモデルでありながら、基本機能及びパーツ各所に上位機種の仕様を継承した妥協のない製品 ※公式サイトより
■生地:ファブリック
■価格:40,537円(税込み、公式サイトより)
「AKRACING」は「DXRACER」と共にゲーミングチェア黎明期からの定番ブランド。
▼ゲーマーで有名な本田翼さんをイメージキャラクターに起用してます。
AKRACINGは味の素スタジアムなどのスポーツ施設への導入実績も有り。
もしも変なメーカーなら、ばっさーともスタジアムとも契約できないでしょうからメーカーの信頼性は高いと判断できるかな。
Wolfを選択した理由:ファブリック生地
数あるラインナップで『Wolf』を選んだ一番の理由は生地です。
Wolfのみファブリック生地でその他のモデルはPUレザー(合成皮革)。
ファブリック生地は肌ざわりが良くレザーに比べてムレにくい。
ソファも革よりファブリック生地が好みです。
またPUレザーは以下の理由から苦手。
- 経年劣化によるひび割れが心配
- 素肌で触れる肌ざわりが苦手
- 暑いときにムレがひどそう
ファブリック生地のデメリットは汚してしまうと手入れが大変なこと。
しかしかれこれ10年以上わたしはイスを汚したことはありませんのでその点は心配してません。
Amazonのレビューも軒並み高評価だったこともポイントでWolfを選択する後押しになりました。
ちなAmazonのレビューでは、★1が何パーセントあるかを気にするようにしています。
この製品では2%なので問題なしですね。
星1が10%を超えるようだとちょっと避けた方がいいと思ってます。
良かった、満足している点
初のゲーミングチェアかつエントリーモデルということで不安もありましたが、とても満足しています。
具体的に良かった点は次の通り。
- ヘッドレストに頭を預けて休める
- 座面のクッション性が高い
- 生地の触り心地が良い
- 全体的に品質が高い(日本メーカーと遜色ないくらい)
- 不快な音がしない
- ロッキング機能でゆらゆらすると気持ちいい
ヘッドレストに頭をあずけてリラックス
ちょっと疲れた時にリクライニングを少し倒し、ヘッドレストに頭を預けてリラックスするの最高です。
ロッキングの硬さもダイヤルで自在に調整できて自分好みに合わせられます。
これはとても気持ちいい。
読書もはかどりそうです。
不快な音が出ない
コレは地味に大事なポイント。
5,000円台くらいの安いオフィスチェアによくある、ギシギシ音や不快な金属音は一切ありません。
さすがに3万以上のイスで不快な音がしたら幻滅して二度と買わないと思います。
キャスターの音もとても静かで気に入りました。
(不快なローラー音がなるやつたまにあります)
余談ですけど過去に買ったサンワサプライの5,000円代の安いイスは金属音がうるさすぎてすぐ売りました。
意外に高く売れたのでまだ良かった。リセールが良いのもオフィスチェアの良い点かも。
イマイチ、やや不満な点
続いて不満点、デメリット
- 肘掛けの左右間が広い(サイズが大きめ)
- サイズが大きめなので部屋の圧迫感が凄い
- 多少はムレる
肘掛けの左右間が広い
両方の肘を肘掛けにあずけようと思うとやや不自然に肩を広げないとツライ。
上位のモデルだと多方向(4D)に肘掛けを調整できるので上位モデルならこの不満はでないかも。
エントリーモデルの肘掛けは上下方向しか調整できないので肘掛けの間隔を体にフィットさせることができません。
一応、取り付け部のネジで2cmくらいは左右方向の調整が可能ですが、狭くする方向には座面があたってしまうので限界があります。
多方向に調整できる肘掛けは別途購入可能です。
しかし高い・・・。半額なら迷わず買う。
AKRACING 4Dアームレスト 左右セット 前後・回転・高さ調整可能
多少はムレる
ムレないイスはないのかもですけどやっぱり長時間座るとムレる。
作業環境とスタイル
- 部屋の室温は26~28℃
- Tシャツ短パン
夏場はこの条件で作業していますが30分も座っているとお尻がムレてきます。
ゲーミングチェアは体を固定するように作られているので、座るポジションを横にちょっとズラすことができません。
これが余計にムレやすいと思う。
汗っかきの人は座面の素材はメッシュ一択ですね。
このチェアが合わないであろう人
- 平均的な体格でない人(女性は特に注意)
- 特に汗っかきの人
この2点は要注意。
全体的にサイズが大きめなので正直小柄な人には合わないと思います。
わたしは172cm/60kgの標準体型ですが感覚的には165cm以下の人には大きすぎると思う。
※ちな本田翼さんは166cm
ホールド感がそれなりにあるので逆に体格が大きい人、185cm以上の人はもしかしたら窮屈に感じるかも。
165~179cmくらいの人がジャストサイズであろうと思う。
耐荷重は150kgなので、体重は気にしなくて大丈夫そうです。
わたしはまだ大丈夫でしたけど、座面はメッシュの選択肢が無いので汗っかきの人は座面が不快に感じるかもしれません。
これは試座しても分からないポイントなので気になりそうならWolfを避けた方が無難。
今まで使っていたITOKIプラオチェアとの比較(主に画像)
「プラオチェア」に比べて「Wolf」は全体的にワンサイズ大きめ。
プラオチェアはさすがオフィスチェア!
と思わせてくれる納得の品質。
しかし、前述したようにヘッドレストがないことが唯一の不満点でした。
そこで5万円を超えない価格帯かつ、ある程度信頼性があるメーカーでヘッドレストを付けようと思うとゲーミングチェアしか考えられませんでした。
ゲーミングチェアは座面も背面も体を包み込むような形状になっています。
一方でオフィスチェアは座面も背面もフラット。
どっちがいいかは個人の好みですね。わたしはオフィスチェアの方が好きかなぁ。
▲最低座面はプラオチェアの方が低い。
作業環境のビフォーアフター
▼ビフォー
シンプル&コンパクト。
チェアにはさほど存在感はありません。
▼アフター
イスでか!存在感!
総合評価&まとめ
総合評価★★★★☆
4.5点
AKRACINGの『Wolf』は5点満点中わたしの評価は4.5点。
0.5点のマイナスはゲーミングチェア特有のホールド感がわたしにはやや合わないかな?と感じたから。
それでも高評価に変わりなく、イスを買う前の過去に記憶を持って帰られたとしてもわたしはまた同じチェアを買います!
初期投資の4万円は決して安くはないですが快適な環境を得られて満足です
3年使えば1日40円くらい。ジュースやコーヒーより安い!
もっと予算があるならオカムラの10万円台くらいのイスにするかもしれませんが、ゲーミングチェアはコスパが良いです。
『Wolf』は、以下の人におすすめです。
▼ハイエンドモデルはこちら。
低座&ゆったりタイプ。
こちらだと165cm以下の人でも大丈夫そうです。
これは買ってよかった。
レビューは以上!