こんにちは。
約10年前に35年ローンを組んで一軒家を買いました。
そして、住宅ローンの諸手続きでは相当失敗して損しました。
失敗の対価として失ったお金は、安く見積もっても50万くらいは掛かってます。
ちゃんと計算してないので、実はもっとかも・・・?
怖っ。
時間も相当ムダにしました。
この記事では、これから住宅ローンを組もうとしている方が、わたしと同じ失敗をしなくて済むように、失敗談と対策をお伝えしたいと思います。
最後まで読んで頂ければ、相当な時間とお金を節約できます。
すでに住宅ローンを組んでいる方も、長期固定で契約しているのなら一見の価値ありかと。
10年前に戻れるか、もしくは今から契約するなら絶対にこうする!
という内容にしていますので、ぜひ最後までお読みいただけると嬉しいです。
それでは本題に入っていきましょう。
記事の内容(もくじ)
金利タイプは2~3年の短期固定金利が最適解
住宅ローンを組む際の金利選択には、主に以下の選択肢があります。
・変動金利
・2年固定
・3年固定
・5年固定
・10年固定
・20〜35年固定
固定期間が長くなればなるほど、金利も高く設定されます。
▼以下具体例
結論、金利タイプは「2〜3年の短期固定が最適解」です。
上記の選択肢なら、「2年固定」がベスト。
次点は「変動金利」ですけど、わたしはオススメしません。
理由は、コロコロ支払い額が変わると家計の見通しが立てにくくなるから。
最近では7年、15年、20年といったように、さらに細かく選択できる銀行も増えてます。
そして、ほんっっっっっとーーーーーーーーに、銀行によって金利差は大きい。
細かい条件もありすぎて、どこを選べばいいか、金利タイプはどれがいいかまったく分からなくなる。
で、面倒くさくなって銀行も金利タイプも「もうこれでいいわ」って適当に決めてしまうんですよね。
(過去のわたしがこのパターン)
これは最も損をするパターンなので、絶対にやっちゃダメです。
一時的な楽をするのに、50万も払いますか?本当に価値ありますか?
もし答えがYESなら止めませんけど・・・・・・。
短期固定金利を選ぶ理由
次に、なぜ短期固定がベストなのかについて理由を解説します。
理由は大きく2つ。
①金利が低いから。つまり、総支払額が抑えられる
②期間終了後に、金利がドーンと上がる可能性は低い
固定期間が短いと金利が低い
当たり前ですけど、変動金利を除くと短期固定は金利が最も低い。
つまり、金利に支払うお金が安く済みます。
銀行は長期固定の方がリスクが高いとしているので、必然的に長期固定は金利が高い。
短期固定だと、契約を見直すチャンスが頻繫にあるので、リスクが低いとみて金利はその分低く設定されます。
短期と長期の金利差は、大きいところだと1%近くにもなり、この1%の差は総支払額に相当影響があります。
(2000万円&35年ローンで、0.5%と1.5%の金利で借りるとその差は約400万円くらいになります)
金利が急上昇する可能性は低い
固定期間終了後に金利がドンと上がらないか心配。
こう考えてしまうかもですが、10年以内に契約した長期固定金利が、短期金利よりも低くなる可能性は相当低いです。
以下、過去の金利推移グラフです。

出典:フラット35「民間金融機関の住宅ローン金利推移(変動金利等)」
このグラフから
・10年固定金利
・3年固定金利
を比較し、10年固定の最低金利が3年固定より下回ったことはほぼありません。
2016~2017年頃に、ほぼイコールになってるくらいです。
何が言いたいかというと、短期固定金利を2、3年で乗り継いでいく方法が、長期固定よりお得だということです。
また、金利が1%以上も急上昇するような場面も見られません。
これからよほど好景気にもでならない限り、今後も金利が急上昇することはなさそうです。
銀行は3つ以上回って相見積もりを
住宅ローンを組むときにだけでなく、大きな買い物をする時には必須の行動。
それは、相見積もりを取ることです。
わたしは10年前、給与天引きが楽という理由だけで、各銀行の金利の相見積もりを取らずにローン契約をしてしまいました。
しかも10年の長期固定で・・・・・・。
これが最初の失敗でした。
そして借り入れ途中に、世間の金利が下がってきたので、手数料5万を支払って1.8%だった金利を1.5%に下げてもらいました。
ちなみにこれが2回目の失敗。
その後、他行に借り換えをしたほうが有利なことに気づき、多額の手数料を支払って借り換えをし今に至ります。
これが3回目の失敗。最初から相見積もりを取って行動しておけば、50万以上浮かせられました。
わたしのようになると、相当な時間とお金のムダなので、契約前に絶対に3つ以上は銀行を回ってください。
大きい買い物をするときは、相見積もりを必ず取って相場を知ることが何より重要です。
特約期間終了後には、積極的に交渉を
短期固定唯一のデメリットといえるのが、特約期間終了後の金利再設定です。
2年の1回の手続きとはいえ、多少時間は取られるし、銀行さんは隙あらば金利を上げてようとしてきます。
ここでの交渉次第で0.1〜0.2%くらいは変わってくるので、積極的に交渉しましょう。
私は過去6年間で以下のように交渉し、それぞれ金利を引き下げてもらいました。
・2016年 提示0.8%⇒交渉して0.6%
・2018年 提示0.9%⇒交渉して0.7%
・2020年 提示0.9%⇒交渉して0.7%
多分めんどうなお客と思われているでしょうが、この行動で10万円分くらいの節約できています。
いや、もっとかも?
まとめ
最後まとめです。
・金利タイプは短期固定一択!
・短期固定を乗り継ぐ方法が、長期間固定よりも断然お得!
・借りる前には3行以上で相見積もりを取る!
・特約期間終了後は金利引き下げ交渉を!
これからローンを組もうと思っている人、ぜひ参考にしてくれると嬉しいです。
それでは今日もよい1日を~!!