広告 考えること/雑記

息子のブザービーター逆転勝利を見て思ったこと

鳥肌が立つ経験

 

先日、息子のミニバス試合観戦にて

 

息子が逆転のブザービーターを決めて勝つ

 

という思いもしないドラマがありました。

子どものバスケで鳥肌。スラダン山王戦ラストの桜木が被った

2024年7月7日 福井ではミニバスケットボール公式戦『前期リーグ』が開催されており、小6になる息子の試合の応援に行きました。 所属しているチームは部員数が少ないこともあり弱小のチーム。 よって、ミニ ...

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ショットが決まり試合が終わった瞬間、ブワッーっと全身に鳥肌が立って大感動。

 

こんな感動したのいつ以来だろう・・・?

 

って感じ。

いや~スポーツってホント素晴らしいなと改めて思ったし、この経験は自分事のように嬉しくてめちゃくちゃ興奮。

 

息子がバスケをやってくれていて良かったと心から思えた瞬間でした。

 

 

 

でも、しばらく経ってから冷静になると

 

「なんか羨ましいな」

 

って気持ちが出てきた。

 

なぜか?

この大逆転ドラマの主人公は、あくまでも本人(息子)だから。

いくら親でも、コートに立っていないので極端に言えば無関係です。勝手に応援して勝手に熱くなってるだけ。

 

 

じぶんももう40代になりましたけど

 

ジブンゴトとして同じような経験がしたいな

 

と思いました。

 

 

ここ数年思い返してみても、主体的な活動によって鳥肌が立つほど感動したことは無かった。

何かしらに一生懸命取り組んで結果が出れば最高に楽しいしエキサイティングだと思います。

 

達成のための手段は、仕事、遊び、趣味のバドミントンでもいいしなんでもいいんです。

この出来事を通じて、自ら主体的に活動して、ドーパミンがドバドバ出るような経験をイマからでもしたいと強く思いました。

こんな気持ちを思い起こさせてくれたコトに感謝。

 

 

2年間のスポ少活動振り返り

 

息子が5年生からミニバスを始めたキッカケは、じぶんたち両親からの”スポーツをしてほしい”という要望。

息子はあまり友達と外で遊ばずに、YouTubeやゲームが好きでどっちかいうと引き篭もり体質です。

親としては子どもらしく外で遊んで発散して欲しいと常々思っており、5年生になったら何かしらスポーツをやってもらうと約束していました。

 

初めにバレーの体験に行きましたが、親子共にしっくりこなくてスルー。

次に体験に行ったバスケで、その日の内にバスケをやると決定。

 

妻が付き添いでみていた限り

 

「基礎的な練習をやっていたのでちっとも面白くなさそうだった」

 

とのことでしたが、何かしら本人は思うところや感じるところがあったのかなと思います。

 

で、いざ始めたスポ少ですが

  • 週4~5ある普段の練習の送迎
  • 週末の遠征
  • 会場の設営&後始末
  • 遠征費、大会費などの金銭的負担

などなど、こんなに親の負担があって大変だと思っておらず、始めてから数か月後には

 

「イヤならいつでも辞めていいぞ」

 

と親のわたしから言い出す始末。

 

じぶんからやらせておいてって感じなんですけど、ここまで負担があるのは完全に想定外でした。

当時はスイミングの習い事を掛け持ちしていたのですが、バスの送迎付きで月会費以外の負担が一切なく、バスケも送迎が大変になるかなくらいにしか考えてなかった。

 

言っておくけど、スポ少をやらせるのは覚悟が必要。

 

 

ちなみに試合の送迎当番だと丸1日中付き添いをしないといけないのですが、試合を1日中見てるのもイヤで初期の頃はよくエスケープしていました。
(他の親御さん、すみませんでした・・・)

 

そんなこんなでもナントカ1年続けて、6年生になって主力になり試合に出るようになってからは観戦しているのも少しずつ面白くなってきていました。

 

 

 

急激に成長する息子を見ているのはとても楽しかった。

出典:井上雄彦『SLAM DUNK』

 

始めた頃は試合の合間に行われるジュニア戦(サブメンバーだけの試合のようなもの)に出ていても、パスを受けたらそのまま相手に返すしかできなかったのが

 

パスを受けてシュートが打てるようになる

パスを受ける動きができるようになる

少しならドリブルもできるようになる

レイアップシュートができるようになる

 

 

こんな感じで急成長。

試合で複数得点を決められるようになると親としても嬉しいし興奮します。

 

 

 

で、そんなタイミングであの一試合。

 

あれを見せられて、親としてもスポ少活動にやっと腹を括ることができた。

 

「いつでも辞めていいぞ」

 

から

 

「もっと頑張って欲しい、上手くなって欲しい」

 

このように考えが180°変わりました。

 

 

 

結果を出す

 

 

って、なんてパワフルなんだろうなとしみじみ。

 

結果を出せばすべて上手くいく。

 

ちなみに中学に上がった息子はバスケを続けているので、本人が楽しくやっているかぎりは応援したいと思います。

 

が、ここで注意しておきたいのは

 

身代わりアスリート

 

という言葉もあるように ”スポーツで大活躍する” という、自分自身が果たせなかった夢を子どもに投影して押し付けないように見守っていきたい。

スポーツは楽しむことが最も重要。

勝つと楽しいから”勝ち”にこだわっていきがちなんですけどね。

 

 

鳥肌が立つメカニズム

 

ところで、

なぜ感動で鳥肌が立つのか?

が気になってググってみました。

 

色々とネット記事を読んで納得したのは以下。

 

わたし達の脳は常に “次に何が起こるか” を先読みし続けており、予測通りの結果を得られた時に「脳内報酬」が分泌される。

その脳内報酬の量が多いと鳥肌が立つといった体に変化が起きる。

 

次に何が起こるか先読み ▶ ショットが決まって逆転勝利

成功を祈り手に汗握りながら見守る ▶ 数秒後に実現

 

あのブザービーターは、このメカニズムの通りだったなと思います。

 

 

もしかして逆転勝利あるかも ▶ 先読みと期待

試合終了直前に逆転ゴール ▶ 実現

 

みんな逆転勝利が大好きなのは、このメカニズムで脳内報酬がドバドバでるからなのね。

 

 

まとめ

其の一

 

”ジブンゴト” として鳥肌が立つような経験をしたい。

 

手段は何でも良いが、今やっていることに更に一生懸命取り組む

  • 仕事
  • 射撃
  • バドミントン
  • 狩猟
  • 仲間とやってる養蜂

などなど。何か新しいスポーツを始めるのもアリかなぁ。

 

其の二

 

息子のバスケを今後も応援する。

あくまでも本人が楽しんでいる前提だけど、上手くなれる環境に導いたり、送迎や練習に付き合ったり、話を聞いたりとサポートを続けたいと思う。

 

身代わりアスリートにしてはダメ。

 

其の三

 

とにかく結果を出すこと。

 

ひと昔まえ、ライザップの”結果にコミットする”というキャッチフレーズが流行りました。

結果だけがすべての説得力になるってことを改めて実感しています。

 

 

以上!

 

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